MEMBERマキタで働く人
航海の安全を守る意識を高く持って業務に臨む
マキタのエンジンが搭載される小型外航船は24時間何日も連続して稼働することを大前提としています。お客さまから求められるのは「安全性」と「強靱性」、そして「経済性」です。私たちはそれらを実現するため、陸上と海上で試験運転を行っています。ボルトやポンプ、電気系統など点検項目は多岐にわたりますが、ボルト1つの緩みが大きなトラブルにつながる可能性があることを肝に銘じ、航海の安全を守る意識を高く持って業務に臨んでいます。
2年ほど前ですが、何度もトラブルが続くエンジンがありました。しかも、今までにないようなトラブルでした。陸上のテストを行った際、なんと油が噴き出したのです。あまりの衝撃に、呆然としてしまいました。どこに原因があるのか考え、一つ一つしらみつぶしにチェックし、部品交換しては試してみる、を繰り返し、ようやく試験をクリアできました。苦労もしましたが、出荷できた時には大きな達成感がありました。
私たちが行うテストでは航海の安全を守るべく、お客さまからの要望がきちんと実現できているか、トラブルの元になる要素はないかなどを細かくチェックしています。最近、世界では環境への配慮が高まり、新しい環境基準に適応したエンジンの開発が進んでいます。燃料も重油からガスなどへの転換が進み、それに伴ってエンジンの部品なども変わってきているので、それら新機種にも対応できるよう日々、勉強を積みたいと思います。
初めて巨大なエンジンを見たときの迫力は忘れられません。憧れていたエンジンを毎日見ながら仕事ができることに惹かれました。また、マキタでは、若いうちに責任ある仕事を任せてもらえることが大きな魅力です。入社当初からエンジンを動かせてもらえるのはマキタならではだと思います。責任感と同時に大きなやりがいや達成感を覚え、前向きな気持ちになります。
マキタは若い社員が多く、社内でもコミュニケーションを密にとりながら作業するので、会社の雰囲気も明るいです。プライベートでも仲がいいのですが、トラブルが発生した時でも活発に意見交換ができる環境で、メリハリがあるな、と感じます。作業に関しても、やりにくい部分がないか定期的にチェックし、その都度改善していっているので、仕事がスムーズに進みます。
ジュニアから始めたバレーボールを今も続けています。守備を専門とするリベロとして、高校時代には愛媛県大会優勝、大学3年生の時には四国優勝を果たしました。現在は社会人サークルで楽しんでいます。バレーを通じて学んだことはチームメートとのコミュニケーションの取り方やチームワークの大切さです。また、自分自身が不調な時の心の持ち方や立て直し方も身に付いたように思います。