MEMBERマキタで働く人
エンジン製造の起点として、社内外を調整する総監督
エンジンは配管や部品など一つ一つ仕様が異なるので、お客さまからの要望を受けた後、図面に沿った詳細な設定や部品の選定が必要です。計画グループでは造船所と細かいやりとりを繰り返し、部品の調達やその後のプランニングなどを行っていきます。 お客さまにOKをもらってはじめて製造がスタートするので、私の仕事はいわばエンジン製造の起点となります。スタートが遅れると納期にも影響するので、優先順位を決めてスケジュールを組み立てることを最も大切にしています。
1年目から担当エンジンを複数持たせてもらえ、年齢や社歴に関係なく、重要な仕事を任されることに大きな責任感とやりがいを感じました。入社してすぐ3つのエンジンを担当しましたが、そのうちの一つが途中で仕様変更となり、難易度が格段にアップしました。参考にするエンジンの型が全く変わったので、またイチからやり直すことになりましたが、先輩方の助けを借りて、ようやく乗り越えることができました。
新機種がたくさん出てきているので、一つでも多くの経験を積んで、新機種にも取り組んでいきたいと思います。仕様が異なると設計図もイチから作ることになるため、時間も、関わる人も増えます。労力が桁違いなんです。今後は下地を作り、難しいものにチャレンジしていきたいです。どれだけ多くのエンジンを担当するかが今後に生かされてくると思うので、さまざまなタイプのエンジンに積極的に関わっていきたいと思います。
マキタには、大学の講義の一環として訪れたのが最初でした。小型の外航船という話を聞いた後、実際にエンジンを見たとき、そのサイズ感、スケール感に圧倒されました。小さい頃からモノづくりの道にあこがれていことも後押しし、入社を決めました。
マキタは同世代の若い人が多く、活気があること、話しやすさ、相談のしやすさも長所だと思います。いろいろなタイプの人がいて、自分が体験したことがないことを教えてくれる人がたくさんいます。入社後、2カ月ほど各現場を回るのですが、その時に仲良くなった先輩が釣りやスケボーなどに連れて行ってくれました。運動神経があまり良くないので、大けがの予感がして、スケボーは止めてしまいましたが・・・。でも、交友関係や趣味は広がったと思います。
推理小説が好きで、月に2~3冊のペースで読んでいます。考察する過程が好きで、王道ですが、東野圭吾さんの作品をよく読みます。中でも、「どちらかが彼女を殺した」という小説はすごく難解でした。本編では犯人を教えてくれないんですが、そんな所も気に入っています。休日は動画サイトで洋画を良く見ます。映画館へも行きますが、大画面で見るアクション映画はストレス発散にもなります。