MEMBERマキタで働く人
エンジン製造の基、設計図作成は責任重大
私は設計部計画グループから指示を受け、エンジン部品など各パーツの細かな設計を図面に展開しています。奥深い世界で、1つのエンジンの図面作成には3~4カ月ほどの期間を要します。 正しい日本語かどうか分かりませんが、一番気を付けていることは「正解」です。図面が間違っていたら、まず、製造できないし、製造しても組み立てられなかったり、後で大きなトラブルが発生したりします。エンジン製造の一番の基になる部分なので、責任の重大さを痛感しています。
造船所などお客さまからの要求はさまざまで、それに対応できるかどうか毎回、難しい判断を求められます。あるエンジンで、造船所からエンジンのサイズを小さくするという要望がありました。初めてのチャレンジで、それまでで一番の図面量を必要としましたが、先輩方のアドバイスもあり、何とか納品することができました。
私は2019年9月にベトナムから来日しました。大学時代、日本での就職を希望し、いろいろな採用情報を探し、マキタを知りました。機械設計などを専門にしていたこともあり、船舶エンジン製造という特殊な分野の仕事に興味を持ち、入社を決めました。 マキタの大きな魅力は会社の雰囲気です。社員の皆さんは笑顔が多く、とても優しい。仕事面では厳しい面もありますが、メリハリがきいていると思います。
エンジンに関する好奇心は高まるばかりで、入社前に知識がなかった分、勉強するにつれ、理解が進み、楽しくなってきています。さらに知識を深めていきたいと思っています。 もう一つは日本語の勉強です。大学で勉強はしていましたが、実際に話す機会がほとんどありませんでした。入社後、少しずつコミュニケーションをとれるようになりましたが、メールや電話対応もできるように漢字も含め、語学力アップを目指したいと思います。仕事に生かせるよう、英語をはじめ他の外国語も勉強したいです。
私の部署ではパソコンに集中しがちではありますが、皆さん優しく、いろいろな相談に乗ってくれます。来日前は日本の企業は仕事に厳しいイメージがありましたが、マキタでは皆さん親切で、仕事で分からないことを教えてくれるだけでなく、生活面などで困っていることや悩みについて話を聞いてくれたり、フォローしてくれたりします。 飲み会では特に楽しい話ができます。
2002年に初めてワールドカップをテレビで見たのが6歳頃で、それからサッカーを始めました。ベトナムでは日本のように学生の部活動はないのですが、友達と一緒にスタジアムなどでサッカーを楽しんでいました。マキタでもフットサルクラブに入り、月に1~2度汗を流しています。違う部署の人とも交流でき、人脈も広がるので、毎回楽しみにしています。